沢入国際サーカス学校案内
TOPへ戻るサイトマップを表示



卒業式_2005.12.17 【主旨】
 当校は、サーカス・アーティスト、大道芸パフォーマー、クラウンを目指す人々の訓練の場です。これらのジャンルで活躍するために必要な身体を作るための基礎訓練に特に重点を置いています。筋力をつけ、身体の柔軟性、バランス感覚、倒立、アクロバット技術など基本的な技量を身につけないことには、サーカス技の演技を構築することはできません。
 当校では、このような考えをベースに、日々、訓練に励むこと課題としています。

☆創立:2001年9月1日

☆場所:
群馬県みどり市東町沢入(旧勢多郡東村)491 旧沢入小学校
電話0277-70-5010/Fax0277-97-3688)

☆運営:NPO法人国際サーカス村協会

☆先生:
テシェンコワ・ナジェイジダ(基礎訓練 ウクライナ共和国・キエフ国立サーカス学校教師・女性)
本年2006年から、空中芸の先生を新たに招聘予定。またバレエの授業を行う計画あり。
西田敬一(サーカス一般について/協会・当校代表)
関口 渉(生活一般について/協会・事務局長)

☆4年制

☆授業期間:前期 9月中旬〜12月20日前後/後期 3月中旬〜7月20日前後(但し、入学は随時)

☆資格:
特に資格は必要ありませんが、自炊できること。(山の中の村です。ファミリーレストランはもちろんのこと、食堂などありません)
できれば中学卒業。(自炊できないとなりませんので)
3日ないし1週間ほど体験入学をして、本人が授業についていけるかどうか確認してもらいます。その後面談にて決定。
体験入学費用 一日5,000円(体験授業料、宿泊・食費代、傷害保険料込み)

☆学費:
年間30万円
(これ以外に傷害保険料金年間12,500円。怪我による通院費用が一日2,000円支払われます。入学金はありません。)

☆宿泊施設:
学生寮はありません。
東村村有住宅及び民家を借用しています。民家の場合、6畳前後の部屋となります。
家賃は、月約10,000円(光熱費は含まず。授業料に含まれていません)

☆手続き:
1.まず、当校に連絡。電話でもメールでも可能。
2.体験入学の期日を決めます。
3.体験入学の上、入学を希望する場合、誓約書、履歴書など書類提出。
4.入学金・保険料・宿泊費用などを振り込み。
5.来村日、入学日決定(できるかぎり、住民票を移動)

NPO法人国際サーカス村協会及び沢入国際サーカス学校について

   沢入国際サーカス学校は、NPO法人国際サーカス村協会が運営するものです。注意していただきたいのは、学校と名づけていますが、学校法人ではありませんので、たとえば専門学校のように、当校を卒業しても資格を得ることはできませんし、在学中に学生として学割のような特典もありません。従って、たとえば現在在学している中学や高校から転校するということもできません。当校に入学するというのは、現在在学している学校を中退するということです。この点を間違えないようお願いします。

 実はこのようなサーカス技・その基礎を勉強する場所(サーカス学校)を作るため、またサーカス資料を収集・保管することなどを含めて、サーカス文化の継承と発展のために作られたのが、NPO法人国際サーカス村協会です。

 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、サーカス文化を継承・発展させるためにサーカス・ファンが結集した組織として、「サーカス文化の会」というグループが1979年にできました。この組織は2005年まで活動してきました。そして同年、その活動の一部をNPO法人国際サーカス村協会に委譲して、解散しました。サーカス協会の会員の多くの方も、サーカス資料館、サーカス学校の必要は十分認識されていましたが、実際にそうした活動を行うとなると、資金面などで、ファンクラブのサーカス文化の会では不安があるという点は否定できず、これまで実現させることができませんでした。実はそうしたリスクを背負ってでも、サーカス資料館、サーカス学校などを作りたいという方々の熱意が結集し、NPO法人国際サーカス村協会が誕生したのです。

 サーカス資料館、サーカス学校を作りたいという希望は、それ故、サーカス文化の会設立当時から、西田を含めて多くの会員の夢であったといえます。NPO法人国際サーカス村協会は1997年、ここ東村の座間にサーカス資料館を作った時に、任意団体として結成され、2000年にNPO 法人の資格をとり、2001年にサーカス学校にたどり着いたことを振り返りと、1979年以来20年前後の歳月がたち、夢が叶ったといえます。いえ、夢はサーカス資料館、サーカス学校が十分に活用され、多くのサーカス・アーティスト、サーカス研究者、サーカス・ファンが生れてこそ、夢がほんものになったといえると思います。

 それは、このサーカス村に集まる、みんながサーカスという文化のなかで生きてゆくことができるようになった時だといえます。


サーカス学校の卒業生、活躍する生徒たち

   これまでサーカス学校の卒業生は6名です。

 2004年後期授業終了時(2005年7月)、福田秀寛、国島智春、堀口晶君らが卒業、そして2005年前期授業終了時(2005年12月)、西山馬来、高村篤、斉藤英祐君らが卒業しました。

 一回生の福田秀寛君はクラウンとして、2005年夏、一月以上、箱根の"星の王子様"ミュージアムで活躍するなど、既にプロのクラウンとして活躍中。

 国島智春さんは入学以前から大道芸で活躍していますが、東京都のへブン・アーティストのライセンスを得て、中村元君(ヘブン・アーティスト)と一緒に、ほぼ毎土・日曜日、東京はじめおおくの場所で大道芸を披露しています。

 堀口晶子さんは、現在在学中の上坂直之君と、ハンド ツゥー ハンドの技を完成させるために、まだ在学していますが、彼女も上坂君と一緒に昨年のヘブン・アーティストのライセンスを獲得しています。

 二回生の西山馬来君は、もともとダンサーですので、この春から東京に居を移しダンサーとしての活動する予定。

 高村篤君は、2年間、キエフの国立サーカス学校に研修留学していました。そこでジャグリングの技を生かし、今、その技の正確さを磨くためしばらく当校で勉強する予定ですが、技が完成すれば、モスクワのサーカス劇場で働けるようになるかと思います。
 
斉藤英祐君もまた、しばらくは在学を続けるつもりです。彼は劇場で披露するディアボロの演技を身につけようとしています。この世界は日本ではまだ、確立していませんので、険しい道ですが、いつかいいショーを見せてくれるものだと思います。

 このほか、在学中で活躍しているのは、一輪車の香山啓さん。彼女もその芸の完成具合によっては、海外のサーカスへ紹介したいと考えています。

 在学2年、ジャグラーの森田智博君はディズニーシーのオーディションに合格し、学校を一年間休学し、すでに働いています。

 卒業生の多くはこれからが正念場ですが、海外のサーカスのリングで、その演技を披露する時がかならずくるものと信じ、それまで練習を積み重ねてくれることを願っている次第です。(西田敬一)